法面保護工事
SLOP

法面保護工事とは

image001山中の道路建設や宅地造成などの際に、山を切り開いたり、盛土をすることによって造られる人工斜面を法面といいます。
法面工事とは、こうして造られた人工斜面・自然斜面がくずれないように、落石防止、保護するための工事を言います。

日本は地質的に自然災害を受けやすい環境にあります。落石が発生した場合、人や施設が重大な危険にさらされることがあるため、落石を防止することは斜面防災上、非常に重要です。
法面保護工事は、そうした災害から地域を守り、国民の生命、財産を守る極めて重要な工事です。

当社は確かな技術と開発力で、一般工法から特殊工法まで、あらゆる法面保護工事の設計・施工・管理を専門のスタッフが行います。

法面保護工事の種類

グランドアンカー工事・ロックボルト工事

image002グラウンドアンカー工は、中~大規模な崩壊対策で用いられ、土塊のすべり面より深い地山にグラウトによって造成される
アンカー体と地表付近の頭部定着部を高強度引張材で連結させ、所要の引張力を与え受圧板を介して積極的に土塊を安定させる工法です。

ロックボルト工は、小~中規模崩壊対策で用いられ、土塊のすべり面より以深に綱材を挿入しグラウトにより綱
材全体を定着させ、地山の変形に伴い鋼材に受動的に引張力が生じることで、地山の変形ならびにすべりの発生を抑止する工法です。

比較的小さい削孔に高強度の鋼材などの引っ張り材を挿入し、これを基盤内に定着させて鋼材の引っ張り強さを利用することにより地すべり滑動力に対抗しようとする工法。
抑止杭や土留め壁と組み合わせて用いられる場合もあります。

モルタル吹付工・コンクリート吹付工

image003法面の風化、法面の崩壊防止等を目的に用いられる工法です。
主に、植生の困難な地山、岩肌の地山の場合に利用されます。

植生基材吹付工

image003法面保護、景観、自然保護を目的に用いられる工法です。
緑化基盤材に、種子、肥料等を混ぜ、法面に植生することで、法面の安定、自然化を促進させます。

法枠工

image003法面の安定を図り、地すべり等の防止を目的に用いられる工法です。
ロックボルト工やアンカー工と併用でき、より抑止効果を期待できます。
また、枠内に植生することが可能で、環境に優しくなります。

落石防止網工事

image003落石防止網工は、落石による災害を未然に防止するために、万が一落石が発生した場合、落石を止めたり、通行車両等への保護対象に落石が当たらないように落石物を誘導したりするための工法です。
落石が発生するということを前提に、さまざまな検討を重ねた上で、現地に最も適する工法を選定し、未然に落石を起させない対策をすることを目的としています。

グラウト工事

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